この記事を要約すると...
これまでは、新築住宅の建築において、テレビアンテナの設置は当たり前のように考えられてきました。しかし、テクノロジーの進化により、テレビの視聴方法は大きく変化しています。ライフスタイルや住環境に合わせてアンテナの有無を自由に選択できる時代なのです。今回は、新築住宅でテレビアンテナが不要となるケースや、そのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
新築にテレビアンテナがいらないケース
新築の戸建てにテレビアンテナは必要でしょうか?結論からいえば、必ずしもテレビアンテナを設置する必要はありません。現代では、テレビ視聴の方法が多様化しており、ライフスタイルや住環境に合わせて最適な視聴方法を選択できます。
ここでは、新築住宅でテレビアンテナが不要となるケースについて詳しく解説します。
テレビを見ない
近年、若い世代を中心にテレビをほとんど視聴しない世帯が増えています。スマートフォンやタブレットでNetflixやAmazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスを利用したり、YouTubeやSNSで情報を得たりする方が多くなっています。
このような視聴スタイルの場合、テレビアンテナを設置する必要はなく、工事費用や設備投資を節約できます。
テレビ電波が受信できないエリアに住んでいる
住宅地の地形や周辺の建物の影響で、テレビの電波が十分に届かないエリアもあります。高層ビルが立ち並ぶ都市部や、山間部などでは特にこの傾向が強く、高額なアンテナを設置しても良好な受信状態を得られない可能性があります。そのため、後述する光テレビやケーブルテレビなど、別の視聴方法を検討するほうが賢明です。
光テレビを視聴する
光回線のオプションサービスである光テレビは、アンテナなしで地上デジタル放送や衛星放送を視聴できます。
インターネット回線を利用して放送を受信するため、天候の影響を受けにくく、安定した視聴が可能です。さらに、光テレビ独自の専門チャンネルを楽しむこともできます。
ケーブルテレビで視聴する
ケーブルテレビに加入すれば、専用ケーブルを通じて地上波、BS、CS放送を視聴できます。アンテナ設置が不要なうえ、地域密着型の独自番組も楽しめるのが特徴です。
また、インターネットとのセット契約で料金が割引になるプランもあり、総合的なコスト面でもメリットが期待できます。
チューナーレステレビを使用している
チューナーレステレビは、テレビ放送を受信する機能を持たないディスプレイ型のテレビです。動画配信サービスやYouTubeの視聴に特化しているため、テレビアンテナは必要ありません。
ただし、地上波放送やBS、CS放送は視聴したい場合は別途チューナーの購入や他のサービスの契約が必要となります。
新築にテレビアンテナを付けないメリット
実は、テレビアンテナを付けないという選択肢には、多くのメリットがあるのです。ここでは、新築住宅にテレビアンテナを設置しないことで得られる主なメリットを紹介します。
住宅の外観がすっきりする
近年、シンプルでモダンな外観デザインの住宅が人気を集めています。しかし、テレビアンテナを設置すると、せっかくのデザイン性が損なわれてしまう可能性があります。特に切妻屋根やフラット屋根などの現代的なデザインの場合、突き出たアンテナが外観の統一感を崩してしまいます。アンテナを設置しないことで、建築家が意図した美しいデザインを保てます。
コストを削減できる
テレビアンテナの設置には、アンテナ本体の費用だけでなく、取り付けに必要な各種機器やケーブル、専門業者による設置工事費もかかります。さらに、経年劣化による修理やメンテナンス費用も考慮しなければなりません。アンテナを設置しないことで、これらの初期費用やランニングコストを大幅に削減できます。
通信障害が起こりにくい
テレビアンテナは周辺環境の影響を受けやすいという特徴があります。高層ビルや大きな樹木による電波の遮断、他の電子機器からの電波干渉など、さまざまな要因で受信障害が発生することがあります。特に都市部では、建物の増加により受信環境が年々変化していくため、将来的な通信障害のリスクも考えられるのです。アンテナレスにすれば、こうした心配から解放されるでしょう。
天候による被害を受けない
テレビアンテナは屋外に設置されるため、厳しい気象条件にさらされます。台風による破損や変形、積雪の重みによる故障、落雷による機器の損傷など、自然災害による被害を受けるリスクが常にあるのです。また、天候不良時は映像が乱れたり、映らなくなったりする可能性も高くなります。アンテナレスなら、こうしたリスクを回避できます。
新築にテレビアンテナを付けないデメリット
新築の家でテレビアンテナを設置しない選択肢も増えていますが、実際にはいくつかの注意点があります。ここでは、テレビアンテナを設置しない場合のデメリットについて詳しく解説します。
ランニングコストが必要になる
テレビアンテナを設置せず、光テレビやケーブルテレビ、配信サービスを利用する場合、毎月の利用料金が発生します。初期費用は抑えられますが、長期的に見るとテレビアンテナを設置するよりも総額が高くなるでしょう。
また、契約の際は解約料の有無もしっかり確認しておく必要があります。引っ越しや視聴方法の変更を考えている方は、特に注意が必要です。
インターネット回線の影響を受ける(チューナーレステレビ)
最近人気のチューナーレステレビは、インターネット接続が必須です。Wi-Fi環境が不安定な場合、番組の視聴に支障が出る可能性があります。
特に、家族で同時にスマートフォンやPCを使用している場合は、通信速度が低下して映像が途切れたり、画質が悪くなったりすることがあります。
エリアが限定される(ケーブルテレビ・光テレビ)
ケーブルテレビや光テレビは、すべての地域でサービスを利用できるわけではありません。新築予定の土地で、希望するサービスが利用可能か必ず事前に確認しておきましょう。
開通まで時間がかかる(ケーブルテレビ・光テレビ)
ケーブルテレビや光テレビは、申し込みから実際に視聴できるようになるまでに時間がかかります。通常で2週間から1か月程度、混雑時期には数か月待つ場合もあります。
一方、従来のテレビアンテナであれば、工事は当日に完了します。入居後すぐにテレビを視聴したい場合は、この点も考慮に入れる必要があるでしょう。アンテナ工事を検討される場合は、こちらの記事も参考にしてください。
「テレビのアンテナ工事はどこに頼む?費用相場や依頼先を選ぶポイント」
まとめ
現代のテレビ視聴環境は、従来のアンテナ設置が必須という考えから大きく変化しています。光テレビやケーブルテレビ、動画配信サービスなど、ライフスタイルに合わせたさまざまな視聴方法が選べるようになりました。アンテナレスには、すっきりとした外観の実現、設置・メンテナンスコストの削減、天候による影響を受けにくいなどのメリットがあります。一方で、月額料金の発生や開通までの時間、サービスエリアの制限といったデメリットもあります。自分の住環境やニーズを見極めて、最適な視聴方法を選択しましょう。
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