デザインアンテナの失敗例5選!失敗しないためのポイントも解説

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おしゃれでスタイリッシュなデザインアンテナを導入したいと考える方は増えてきています。しかし、デザインアンテナの特徴や八木式アンテナとの違いを知らないまま導入すると、思わぬ失敗につながりかねません。 今回は、デザインアンテナを設置したことによる失敗例を紹介します。さらには失敗しないためのポイントもいくつか解説しているので、デザインアンテナ導入で失敗したくない方はぜひ最後までご覧ください。


デザインアンテナの失敗例5選

デザインアンテナの導入を検討する際には、事前に失敗例を知っておくと良いでしょう。下記では、よくある5つの失敗例を具体的に解説します。

失敗1|想定以上に費用がかかった

一般的な八木式アンテナと比較して、デザインアンテナは工事費用が高くなることが多いです。さらに、デザインアンテナの設置時にはブースターと呼ばれる機器を追加で取り付けるケースが多いため、費用がさらに加算されます。

失敗2|テレビ映りが安定しなかった

デザインアンテナは、一般的に建物の外壁に取り付けます。しかし、周囲に高い建物や木々といった遮蔽物がある場所では、アンテナの設置の高さが不足し、十分な電波を受信できないことがあります。

このような状況では、映像に乱れが生じやすく、テレビ映りが安定しないことになりかねません。設置前には周囲の環境をしっかり確認し、電波が遮られるリスクがないかを確認することが重要です。

失敗3|BS・CSが視聴できないと後から知った

デザインアンテナは、地上デジタル放送用のアンテナとして設計されています。そのため、BSやCS放送を視聴することはできません。

知らずに設置を進めた結果、「BSやCS放送が見られない」と後悔する方も多く見受けられます。BSやCS放送の視聴を希望する場合は、専用のアンテナを別途設置する必要があることを理解しておきましょう。

失敗4|希望の日程で工事を依頼できなかった

アンテナ工事を依頼する際に、希望の日程で作業を行えなかったというケースがあります。

特に春休みや夏休み、冬休みといった長期休暇中や、引っ越しシーズンでは予約が混み合うことが多く、注意が必要です。このような時期には、早い方で数か月前から予約を入れているため、直前の予約では希望の日程を確保するのが難しくなります。

また、シーズンに関係なく、土日祝日は予約が集中しやすいタイミングです。直前になってからの依頼では希望日がすでに埋まっているケースが多いでしょう。

工事を希望する日程が決まったら、早めに業者に連絡し、予約を確定させることが大切です。

失敗5|ずさんな工事をされた

デザインアンテナの工事では、施工業者の選定を間違えてしまい、ずさんな工事をされるケースも見受けられます。下記に、よくあるずさんな工事の例をあげます。

・アンテナの設置位置が不適切で、電波の受信が安定しない
・ケーブルの配線が雑でダレてしまっている
・外壁に穴を開けた後、適切なコーキング処理が行われていない
・電波の測定状況が行われていなかった、もしくは結果が工事に反映されていない

このようなトラブルを避けるには、事前に施工業者の実績や口コミをよく調べ、信頼できる業者に依頼することが重要です。また、施工後には工事内容をしっかり確認し、不明点があればその場で質問するようにしましょう。

デザインアンテナの設置に失敗しないためには

ここでは、上記のような失敗を防ぐために、デザインアンテナ設置時に意識したいポイントを紹介します。

ポイント1|見積もりをしっかりと確認する

デザインアンテナの工事を依頼する際には、見積もりを事前に提示してもらい、内容を十分に確認することが大切です。

また、現地調査後に発生する追加料金についても注意が必要です。例えば、下記のような費用があげられます。

・八木式アンテナへの変更
・ブースター工事費
・高所作業費

これらの費用が見積もりに含まれているか、事前にしっかり確認しておきましょう。さらに、現地調査後にキャンセル可能なのか、費用が発生するかなどについても事前に確認しておくと安心です。

ポイント2|専門業者に電波強度の調査をしてもらう

映像に乱れが生じたり、テレビ映りが不安定になったりする原因の多くは、電波状況や周辺環境に合ったアンテナを選べていないことにあります。

アンテナ専門業者に依頼し、電波強度の調査を行ってもらうことで、最適なアンテナを選ぶことが可能になります。なお、電波状況によっては、下記のような対応が必要になる場合もあるでしょう。

・八木式アンテナへの変更
・電波を増幅するブースターの設置

ご自宅の環境に合わせた判断を行うためにも、信頼できる専門業者に依頼することが重要です。

ポイント3|BS・CSを視聴したい場合は専門業者に相談する

地上波の視聴だけでなくBSやCSの番組も楽しみたい場合は、別途BS/CSアンテナが必要になるため、設置前に専門業者へ相談しておくことをおすすめします。どのような番組を視聴したいかを具体的に伝えることで、最適なアンテナの種類や設置場所を提案してもらえます。

また、配線や受信機器の調整が必要な場合も、事前に相談しておけばスムーズに対応してもらえるでしょう。

ポイント4|なるべく早めに予約を取る

デザインアンテナの設置工事を希望する日程が決まっている場合は、少なくとも2週間前までには予約を済ませるようにしましょう。特に引っ越しシーズンや休日は工事の予約が集中しやすいので、早めの予約が大切です。

また、急いでいる場合には、即日対応が可能な専門業者を探してみるのもひとつの方法です。現在では、ネットから簡単に依頼できる業者も増えているため、まずは予約だけでも済ませておくと安心です。

ポイント5|依頼先を適切に選ぶ

デザインアンテナの設置は、アンテナ工事専門業者、家電量販店、ハウスメーカー、街の電気屋などに依頼できます。しかし、失敗を防ぐにはアンテナ工事専門業者に依頼するのが安心です。

アンテナ工事専門業者は、テレビアンテナ工事を専門的に行っており、高い知識と技術で信頼性の高い工事を提供してくれます。また、多くの場合、自社のスタッフが工事を担当するため、仲介手数料が発生せず、コストを抑えることができます。

さらに、業者選びを慎重に行うことで、ずさんな工事を避けることが可能です。下記では、業者を選ぶ際の注目すべきポイントを紹介します。

提示される見積もりが明朗

見積もりが不明瞭な場合、後から追加料金が発生するリスクがあります。見積もりが明確に提示されている業者を選ぶようにしましょう。

保証が充実している

万が一、工事後に問題が発生した場合でも、保証が充実している業者であれば安心です。保証内容を事前に確認し、納得した上で依頼することが重要です。

代表者や工事担当者の顔が見える

顔が見える業者であれば、信頼感を持ちやすいでしょう。直接相談ができる業者を選ぶことで、不安を軽減できます。

工事件数や実績が豊富

経験豊富な業者は、さまざまなトラブルに柔軟に対応できます。実績が多い業者を選ぶことで、安心して任せることができるでしょう。

デザインアンテナの設置は、適切な業者選びが成功の鍵です。上記のポイントを参考に、安心できる業者を見つけてください。

なお、業者選びのポイントについては下記の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

テレビのアンテナ工事はどこに頼む?費用相場や依頼先を選ぶポイント

まとめ

デザインアンテナは、見た目のスタイリッシュさや設置の自由度など多くの魅力があります。とはいえ、八木式アンテナと比べて費用が高くなりやすい点や、周辺の環境によっては電波が安定しないことがある点など、失敗につながる要素もいくつかあります。設置後に後悔しないためにも、適切な依頼先を選び、見積もりや電波強度の調査をしてくれるか
などを確認した上で、早めに予約を取りましょう。

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